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【マツオヒロミ展@弥生美術館 2024/4/6 – 6/30】 お絵かき大好きな小3娘をイラスト展に連れて行ったらどうなるのか。

長女「キョウハガッコウニハイカナイ」

定期的に発生するこの症状。

月曜日帰宅後からずっと言っていたのでまぁ仕方ない。

学校行く行かないの是非はそれぞれあると思いますが、うちは事前申請済の場合はOKとしてます。

当日朝の気分で行かないはダメ。


ちょうど僕の仕事も山を抜けたところだったので、

一緒に絵でも観に行こうかと調べてみたら良さげなのがちょうどあったのでこれに決定。

マツオヒロミ展@弥生美術館。


うちの長女は暇があれば絵を描くか、工作をしているので、たまに美術館に誘ってみるのだけど。

巨匠たちの絵画には全然興味なくて大抵断られるのですが、今回は絵のテイストが好きみたいのですんなりOK。


着物や装飾などレトロモダンな雰囲気の美女イラストが多くて、とても素敵でした。

マツオヒロミさん、着物が本当に好きなんだろうなぁ。

絵が上手い人はたくさんいるけど、自分の好きなモノをとことん描き続けられる人は意外と少ない。

絵が描きたい人やモノづくりがしたい人はたくさんいるのだけど、描きたい絵だったりつくりたいモノがある人は実はあまりいないものです。


で、長女はというと、もうずっと模写。

15時くらいに入館して、17時の閉館までずうっと。

描いては近くに観にいき、また描くの繰り返し。

普段は全然集中しないのに、絵になるとすごい。感心します。

こんなに一生懸命ならもっと昼くらいからきてあげればよかった。


お客さんも着物で来ている方が多くて「いい遊びだなぁ」と羨ましく思ったり。

僕も着物が着たくなりました。

【興風祭】早稲田中・高の文化祭へ行きました。名門校の文化祭を研究。強豪将棋部に挑戦。

先週末、早稲田中学・高校の文化祭「興風祭」へ行ってきました。

きっかけは長男が「俺、将棋の強い学校に行きたい」と言い出したこと。

将棋の強い学校とな?と調べてみたところ、開成・麻布・早稲田…etc、僕でも知っているような頭のいい学校ばかりがヒット。

勉強大嫌い、学校大嫌い、我が家のトラブルメーカーがまたえらいことを言い出した。

…君は敵の強さがまるでわかっていない。

まぁ近所なので文化祭くらい行ってみよう。


おそらく生徒さんが作ったであろうゲート。中高生が作ったとは思えないクオリティ。

生徒さんたちの興風祭へ真剣さが伝わってきます。

何事も本気でやった方が楽しい。


早稲田中・高は男子校なんですね。なるほど、ノリが男子のそれ。

女子の目を気にせずに馬鹿騒ぎするこの感じ。

自分にもやや思い出される若き日の恥部の蓋が開きそうになるのを無視する。

校庭に設置されたステージでは生徒によるダンスやバンド等のパフォーマンスが行われているのですが、やっている本人たちがまぁ楽しそうだこと。

男子校ならではのエネルギーを感じつつ、将棋部へ直行。


将棋部では部員の中高生と対局してもらえます。

レベルごとの席に案内してくれる仕組みで、客層は子供から大人まで。

初心者の子もちらほらいました。

やっぱり将棋部はなんだか賢そうな子が多い…というか将棋部だから賢く見えるのか?


フルは飛車角落ちのハンデをもらって対局。

生徒さんは1人で3,4人を同時に相手にしてて流石。

この日フルは2回挑戦しましたが2敗。

「強かった…」

「追い詰めるんだけど、スルスルっと逃げられちゃうんだよ」

「銀がちょうどうまく並んでて…」

と強いお兄さんたちに相手してもらって、何かしら思うところはあった模様です。

僕の見ていた限り、生徒さんに勝てた子供はいませんでした。

変に接待をしない姿勢に好感が持てます。

駒を落として始めた以上、そこからは真剣勝負。

対局後は「ありがとうございました。ぜひ、将棋部に!」と言って終わる様が美しかった。


その後は縁日、迷路、お化け屋敷など、文化祭定番コースを行脚。

途中から妹2人も合流してワイワイ遊ばせて頂きました。

僕は地学部の発表を見に行きたかったんだけど、子供らの同意を得られず却下。

おもしろいと思うんだけどな。ガキンチョには地学の浪漫はわからんか。

飲食以外は無料なので、子供たちはゲームやりたい放題。

カジノコーナーではルーレットに初挑戦。

さすがに数字への賭け方は理解できず…赤黒の丁半博打でしたが、コインが減ったり増えたりで一喜一憂。

景品のお菓子も頂いて幸せな一日。


僕はというと、自分が高校生の時の文化祭の記憶が掘り起こされて…

あまり積極的に参加しなかったんだよな。

やっぱり一生懸命やった方が楽しいよね。

子供たちには踊る阿呆になってほしいなぁ。


さて肝心の長男は「俺は早稲田中学に行く!」と言いつつ、今朝も空のランドセルで家を出て行きました。

…敵の強さをまるでわかっていないね。

【アンガーマネジメントの講義に参加】今日の自由研究は怒りについて。 子育てに怒りは避けて通れない。後悔しない怒り方。

この頃長男長女も生意気になってきて、怒りの発生しない日は…ない。

ただこの「怒り」って難しくて、つい言いすぎてしまう。

子供の自尊心を傷つけてしまったり。

親が注意して、子供が言い訳をして…を繰り返しているうちに何の話をしているのか分からなくなっていたり。。

子供もなんだか他人に厳しい子になってしまって「育て方間違えたなぁ」と反省する最近です。

そんな折に友人の縁あって、アンガーマネジメントのセミナーにお誘いをいただきました。


何にでも共通することですが、上手くやるには「知ること」が大事。

正直言うとセミナーとか苦手だし、面倒だけど。

「怒り」を知ることで新しい境地があるかもしれぬと、自分を鼓舞して参加しました。


セミナーの内容は規約により公開できないのですが、差し障りのない範囲で感想です。

参加前は「怒り」を鎮めるようなハウツー講座かな?と予想していたのですが、そこはまったく違っておりました。

むしろ喜怒哀楽は人間を形作る大切な感情であり、その一つである「怒」も他と同じく重要なモノであるとはっきり肯定。

これはなんとなく分かっていながらも、しっかり自分の中に落とし込めていなかった。

だから、ブレた。

「もう怒らないようにしよう」とか、子供にも「怒らないこと」を要求してしまったり。

でもそれはやっぱり歪。

問題はそこではなかったということ。

「その人を知りたければ、その人が何に対して怒りを感じるかを知れ」

僕はこのセミナーからはハンターハンターに通じるモノを学びました。

「自分が何に怒る人間なのか」を知ること。

子供に怒る事象は100個あれど、怒りの根本は1つだったりする。

その1つをどうやったら見つけられるか?という話。

そうやって最大公約数を見つけて、問題をシンプルにしましょう。という話。


テクニカルな部分もあり、一朝一夕でマスターは難しいと思います。

でも、知っているといないとでは大きな差がつく。

うちの長男ももうそろそろ10歳です。

一緒に過ごせる時間も少なくなってきました。

残された時間をできるだけ有意義に使う為にも、怒りを上手く扱っていこうと思った次第です。


補足。

僕が参加したのは「日本アンガーマネジメント協会」さん主催です。

類似セミナーもあるかもしれませんのでご注意ください。

【国立競技場でサッカー観戦 町田ゼルビアvs東京ヴェルディ】都心のサッカー観戦はお手軽で良い。ぜひとも23区内にサッカースタジアムを!

先週末、新国立競技場に町田ゼルビアvs東京ヴェルディの試合を観に行ってきました。

初めてのJ2観戦だったので、勝手がわからないというか…無知ゆえの愚かさを露呈しました。

J2の試合で国立のキャパなら席はガラガラだろうと。

自由席のチケットにもかかわらず開始時間ギリギリに到着。

そしたら国立の外が既に人でいっぱい。


スタジアム入口から行列になっていて、家族5人座れるような席はもう空いてない。

水筒も1つしか持ってきてない。

子どもたちの「お水飲みたい」合戦に席離れてるのは厳しい。

かといって全員分飲み物買ってられない。


どうしたものかと思っていたら「3階席も開放しました」のアナウンス。

急遽3階に移動して、なんとか席は確保できました。

僕のイメージでは割と空き気味の客席でのんびり観戦する感じだったのですが…。

蓋を開けてみれば観客総数38,000人。

3階席でも良く見える。


両チームサポーターの応援もJ1上位並みに熱くてかっこいい。

客席に入った瞬間は圧倒されちゃいました。

これは感動と呼べる。

東京のチーム同士でしかも1、2位の対決とはいえ、J2でこの観客数は驚異的。

やっぱり都心部にスタジアムがあれば皆サッカー観に行くんだなぁ。


現在、東京をホームにしているチームはいくつかあるのですが、全てメインスタジアムは23区外。

たまにFC東京の試合も観に行くけど、家から味スタはちょっと遠い。

チョチョイで行ける距離に欲しい。

僕の住む新宿区にはクリアソン新宿というJFL(J3の下カテゴリー)のチームがあるのですが、新宿区に国立競技場以外のサッカースタジアムはなく。

国立競技場はメインスタジアムにできないというJリーグの規定があって、10,000席以上のメインスタジアムが用意できないという理由でJリーグのライセンス申請も却下されています。

つまり、もしJFLで優勝してもJ3に昇格できない。

そんなこと言われても、ナイモノハナイので酷なルールですよね。

(→現在は特例でJ3のライセンスを取得)

代々木公園辺りにスタジアムを作る話もあるような…ないようなですけど…まぁないのでしょう。

あそこにできたら便利だけど、環境面で色々と問題が出るのは必須。


東京五輪の時に国立競技場建替えにかこつけて、条例変えて高層ホテル建てるの然り。

現在進行形の神宮外苑の樹木伐採問題も、結局は高層ビル建てたいだけなの然り。

東京にもうこれ以上マンションいらないから。

ガツっとスタジアム作ってくれないかなぁ。

既にあるものばかり作ってないで、ないもの作ってほしい。

総務省の敷地とかギリいけないかな?

職員さん達には悪いけど、都庁ビル辺りに引っ越してもらって。

そういうのが「開発」だと思うのです。

【ギックリ腰の対処法】42歳、初めてのぎっくり腰。いつまで安静にしてれば良いのか。安静にってどのようにしていれば良いのか。身をもって研究。

先週、生まれて初めてのぎっくり腰をやりまして1週間ばかり寝ておりました。

畑仕事が遅れていて、その遅れを取り戻そうとした無理が祟りましたね。。

やった瞬間に腰がピキ!って。


最初はなんだ今の?くらいの感じで作業を続けていたのですが、

症状は悪化の一途をたどり、

・真っ直ぐ立てない。

・かがめない。

・物を持てない。

座っているか、寝ているかしかできない状態。

動こうモノなら、腰骨をノミで削られいるかのような激痛&鈍痛。

痛くない姿勢に戻したいけど、身体が動かないから痛いままの地獄。

歩くにしても、いわゆるおじいさん式歩行。

腰に手を当てながら、ちょい猫背で小股で歩く。

初めてだったもので、これがギックリ腰だとわからずに動き続けてしまいました。


後から聞いたら、とにかく冷やすのがよかったとのこと。

保冷剤等を手拭いに巻いて腰に当てるだけでもOK。

ぎっくり腰とは「腰の捻挫」だそうで。

翌日以降は冷やすようにしてたのですが、確かに冷やすと暫くはなんとなく動ける。

2日目に知り合いの整体の先生が様子を診に来てくれたのですが、

「ぎっくり腰は寝てる他ねぇんだわ。下手に痛み和らげて動かれても癖になるし。」

「しっかり冷やして安静に。」

とのこと。


言われてた通り安静にしてたので徐々に良くなり、

3日目まではほぼ寝てる状態。

4日目で腰に走る激痛はなくなり。

5日目で家事がなんとなくできるようになり。

6日目で下の子の保育園の送り迎えもできるようなり。(自転車の乗せ降ろし含む)

7日目で元通り動けるようになりました。


結論、3日までは絶対安静。

7日目まではできるだけ動かずに患部をよく冷やす。

まだちょっとだけ痛むけどね。

【プロ野球観戦 東京ヤクルトスワローズ@神宮球場】 Make Friendsで中学生以下無料。野球とビールを研究。

先週だか、先々週だったかな?神宮球場にスワローズの試合を観に行ってきました。

スワローズは「Make Friends」という、小中学生無料・保護者2000円のチケットがあるので、たまに行くのです。

近所に住んでる妻の妹家族と一緒だったので、子供らはイトコと一緒に大はしゃぎ。

スワローズの傘応援は子供的にも楽しいらしい。


大人はビール目当てに行くようなものですが、

なんだろう?野球とビールの相関関係とでも言うべきか、相性が良。

バーで飲むビールやBBQビールにも匹敵する、野球場ビール独特の満足感。

これがサッカーだとまた違う。相性が不良。

野球というスポーツの持つ緩急がついビールに手を伸ばさせる。

売り子さんの存在も大きいかな。


肝心の試合はというと、今年の不調スワローズを表現するかのような負け試合。

悪い試合じゃないんだけど、勝てないんだよなぁ。


頑張れスワローズ!

【国立競技場でサッカー観戦 神戸vsバルセロナ】ワールドクラスのフットボールを研究。

水曜日は午前中に茨城から東京へ移動し、国立競技場へ行ってきました。

親善試合でもいいからバルセロナは一度は観たい。

国立競技場でやってくれるのは近くて嬉しい。

現状では23区内でJリーグ観られるのは国立競技場だけなのです。

これまで海外クラブが日本のチームとやっても「どうせ本気じゃないし」的な感じで特に興味なかったのですが、

観てみたらとても面白かった。


親善試合ならではのあえてお互いの強みを出させた上での試合。

神戸の攻撃時、バルセロナはイニエスタへのパスはカットしない。

イニエスタがボールを持った状態から対応。

バルセロナの攻撃時、神戸はプレスはするけどファウルはしない。

プレーを途切れさせない。

緊張感のある試合ではないのだけれど、スーパープレイ連発のフットボールショー。

お酒で言ったら純米大吟醸。美味しいことだけ、90分ずっと上手い。

ツアーマッチはこうやって楽しむものなのかと、40過ぎて学びました。


ニュースではイニエスタとシャビの抱擁が記事になってたけど、

僕が感動したのはイニエスタ交代の時にバルセロナの選手達も拍手で送り出したところ。

やっぱりイニエスタは華がある。かっこよかった。

バルセロナはもうみんな上手いのだけど、1人ピックするとしたらやっぱりガビ。

ガビが仕掛けるとスタジアムが湧く。鋭い。


サッカー少年の気持ちに戻れた日。

観れてよかった。そして、いつかヨーロッパで本気のバルセロナを観てみたい。

【大雨のあとで@茨城】屋根からの見晴らしと屋根の簡易修繕を研究。

先週は大雨でしたね。

今週末は長男が都内で将棋大会に参加する為、僕1人で茨城に来ました。

で、着くなり敷地内に見慣れないものが。

あぁ、物置小屋の建材か。

この辺も風強かったんだろなぁ。とか思ったのだけど、

いや、物置のにしてはでかい。…これは家のだ。

茨城県南エリアは「龍の通り道」なんて言われるくらいに雨風が強いのです。


とりあえず屋根に登ってみると

あぁ、剥がれてるなぁ。

よりによって1人の日に。

直す?屋根を?雨漏り大丈夫?工務店さんに相談するか?

でも明日には東京に戻らんといかん。


悩みつつも、とりあえず構造を確認。

ビスと釘が腐食して折れていたことが判明。

もうこの家も築20年以上経っているので、色々修繕は必要な時期ということか。

ひとまずテッペンにしっかり固定してあれば大丈夫っぽい。


それくらいなら自分でできる。

腐食したビスと釘を外して、止め直せばいいだけ。

…なんだけど、いざやってみるとうまくいかない。

ビスも釘も元の位置にうまく入らない。

取り急ぎ、くっついてればいいんだよな?と、強力接着剤を使用。

コーキング剤は以前使っていたのが残っていたのでそれを使用。

とりあえず無事元通りになりました。

晴れててよかった。from屋根。

【東京・新宿区と茨城・八郷の2拠点生活】大都会と田舎というギャップある生活を研究。

2020年に始めた2拠点生活も3年が経ちました。

うちは元々東京で暮らしていましたが、田舎への憧れもあり、かれこれ5年以上前から2拠点目を探し続けていました。

今は平日は東京、休日は茨城という暮らしを続けています。


2拠点を始めた頃は、

田舎の生活が新しくて、都会では諦めなければならなかったものがたくさんあって、

「移住してしまおう」と思ったこともありました。

でもやっぱり都会にしかない良さもあって、

田舎にも残念な部分はあって、

わが家は当面の間は2拠点が良いと思っている今日この頃。

今日は移住でなく2拠点にこだわる理由について書こうと思います。

まずうちの場合は子どもがまだ小学生なので、教育面が大きな課題。

田舎の環境いいじゃん?と思うかもしれませんが、

・家と家が遠い

・公園が少ない

等々から、ゲーム・youtube漬けになってしまう子供が多いのが現実。

都会の子供たちが高いお金を払って体験学習しにくる土地の子供たちは家でゲームをしているっていう皮肉な話です。

せっかく広い土地があるので外でも遊んで欲しいのですが、地元の子と一緒に遊ぶとゲームどっぷりになってしまうことも多々あり。

自然に囲まれた場所で、子供たちが小さい画面を囲んでいる。

まぁ僕自身ゲームから学んだことは多いのでゲーム自体を否定はしません。

でも遊びは自分で作れるってことは覚えてほしいです。

その「遊びを作る」部分において、いろいろな体験が大事になってきます。


東京は習い事の選択肢も多くて色々試せるのですが、田舎だと難しい。

基本的に遠いので、親が車を出さないと通えません。

東京みたいに子供だけで行かせられないことが多いです。

ちょっと遊びに行くにせよ、

都会なら徒歩圏内に公園の一つ二つはあるものですが、田舎には公園はない。

結果、田舎は家の中で過ごす時間が増えてしまう

その点、東京の子どもは何かしら習い事をしているのがデフォルトになっていたり、

家では親がテレワークしているので友達とは外で遊ぶしかなかったり、

遊びに行く公園の選択肢もたくさんあって、

外に出る仕組みが出来上がっている

意外と茨城よりも東京の方が外で遊ぶ為の環境が良かったりするという話。


あとは学校の評判がよくないこと。

周辺を見る限り、不登校の子も東京より多い印象です。

不登校自体が良い悪いという括りにはできませんが、学校を必要としてない家庭が多いのは事実です。

なんにせよ、需要が低い場所ってどうなのかな?と。

これは地方の教員が足りていない問題と無関係ではないかもしれません。

もちろん茨城で知り合った学校の先生にも理想を持って色々チャレンジしている方はいます。

でもシステムも追いついていない。

東京は発達障害等の支援が進んでいます。

うちは長男、長女が「まなびの教室」という新宿区の制度を使って小学校の授業を受けています。

東京はそのあたりが流石というか、対応が早いです。


最近は過疎の町などが教育移住に目を向け始めているし、今後は地方の教育も盛り上がるかもしれません。

むしろそうなってほしい。

しかし現状はまだ厳しい。

ただ、今あげたことには全部逆転の発想もあって、

製材場の息子が小学校低学年にして工具を使いこなして自分で木工玩具を作っていたり、

学校には行ってないけどプロ級にギターの上手い17才がいたり、

料理が得意で料理する代りに旅先で泊めてもらっている子がいたり、

その環境を活かして強みを育てている子もいます。

しかし、うちはそういう家ではなさそうだという話。

むしろ都会と田舎を日常的に行き来する中で何を思うようなるのかが楽しみです。


あとは私自身のこと。

東京のものづくり、クリエイティブレベルの高さは本当に魅力です。

日本にいると見落としがちですが、東京は世界的にも例がないレベルの大都会

食事、美術館、建築、ショーやライブ。1級品や特級品に触れる機会には事欠きません。

街をぶらぶらするだけでもオシャレなお店が多くて楽しい。

そのオシャレも数年でスタンダードになり、よりレベルの高い店が残っていく。

とにかくクリエイティブの切磋琢磨が日々行われている街なんです。

田舎は心落ち着けたり、情緒を育てるには良いのですが、

もっとこう…心に火をつけるというか、気持ちを揺さぶる機会は都会が圧倒的に多いよう感じます。

田舎は豊かすぎてしまって、「もうこれだけでいいや」となってしまうんですよね。

土地も空も広くて、畑があって、自然に囲まれていて、

「もう充分じゃないか。他に何か必要?」て。

それもまた正解なのだろうけど、東京で遊びに出るとやっぱり楽しくて

「そうだ、忘れてた。これも必要だった。」て。

僕の中では東京は刺激を受ける場所で、茨城は感性を育てる場所。

どっちが欠けても物足りない。

幸い今はどちらか一つを選ばなきゃいけない時代じゃないのだから、2つとも選んでみようじゃないか。

長くなりましたが、それが2拠点を続ける理由です。